初体験はアウトローから
皆さんこんにちは。M1の佐土原です。
この記事は毎日更新とは別枠で、先日研究室のメンバー数名と体験してきたワークショップについてご紹介したいと思います。
それは先週の土曜日のことです。
卒業研究についての議論が一段落したところで小林先生に紹介していただいたのが、「SOAT・にじいろぱれっと・心の復興」発表会でした。
なんでも昨年から小林研究室との距離が急接近している花澤研究室が協力をしているとのことで、花澤研が絡んでいるなら間違い無く面白いだろうという盲信により、すぐに大勢で押しかけました。
発表会では、とあるワークショップを体験させていただきました。
受付時間外にも関わらず快く体験させていただき、本当にありがとうございました。
このワークショップ、何のワークショップだったかというと...
「裂き織り」体験のワークショップでした!
....皆さん「裂き織り」、ご存知ですか?
我々は一人も知りませんでした。(笑)
ところが実際に体験してみると、もう案の定全員どハマりです。
とても面白かったので、その場にいたスタッフさんから教えていただいた知識を織り交ぜながら、この「裂き織り」をご紹介したいと思います。
裂き織りとは織り物の一種で、通常通り「糸」を張った縦糸に対して、「布を裂いた紐状のもの」を横糸として織った織り物のことです。
江戸時代中期の東北地方にその始まりがあるとされており、寒い気候の中貴重な繊維製品を無駄にせず、最後まで使い切るための工夫だったようです。
ワークショップではスタッフさんお手製(!)の織り機を使って用意されていた布や糸を選んで織りました。
全員織り物は初体験でしたが、なかなかよくできているのではないでしょうか!
終わった後には、もう全員大満足で、今回使った織り機の作り方を覚えて帰ろうとしたほどです(笑)
是非とも皆さんにも体験してほしいですし、体験してしまったら織り物に対する興味が抑えられなくなるのではないかと思います。
ところがこの発表会、先週の日曜日までで学芸大での開催期間を終えてしまっているのです。
もう少し早く情報を広められていたらよかったのですが.....
しかし皆様ご安心を!
今週の金曜日からは場所を変えてまた二週間の開催が予定されています。
場所は、
仙台です!!
...少し行きにくい人もいらっしゃるかもしれませんね。
なぜ仙台かというと、実はこの発表会は東北復興の願いを込めてSOAT(東北の造形作家を支援する会)が2011年から行ってきたワークショップ「にじいろぱれっと」の活動内容をまとめ、復興庁の協力の下で三つの会場で開催されるものだからです。
今回は紹介できませんでしたが、会場にはワークショップの他にも、これまでの活動の様子や作品がパネルやスライドになって展示されています。
SOATの皆さんの思いや時の経過ごとに変わる被災地域の問題などがまとめられているので、是非一度足を伸ばしていただければ、と思います。
会場には僕たちもメッセージを書いた「みの」も展示されています。
書いてある多くのメッセージを読んだり、僕のように写真を撮ったりするととても楽しいのではないかと思います!
以上、ワークショップのご紹介でした。
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