木彫りの熊と徳川家

こんにちは!12月の寒さに負けないように朝のラジオ体操を始めたB3の佐々木です!

みなさん、北海道の名物土産といえば何が思いつきますか?・・・

そうですね。木彫りの熊が有名ですね。どうして北海道では木彫りの熊が有名なのでしょうか。

 その起源には、尾張徳川家が関わっているのです。尾張徳川家の旧藩士の人々は北海道の八雲町に移住し開拓をしていました。当初は主に農業で生計を立てていましたが雪が多い北海道では冬の生活がとても苦しかったのです。そこで尾張徳川家19代当主、徳川義親がヨーロッパの周遊旅行に出かけたのです。この時スイスのベルンで木彫りの熊を見つけて持ち帰ってきました。そしてこの木彫りの熊を冬場の生活の糧にしようと提案したのです。それが徐々に定着して行き、さらに鮭を加えた熊など北海道独特のデザインが定番化してきました。木彫りの熊は時代の流れによって様々な姿に変わってきています。

 現在は

・スケート靴を履いたスケート熊

・ボウリングをするボウリング熊

・鮭に食われた木彫りの熊…

などいろいろな熊がいます。(もうなんでもありですね笑)

ということでみなさん、北海道に行ったらぜひ様々な木彫りの熊を探してみてください。

小林研究室

東京学芸大学 小林研究室 (宇宙・素粒子研究室)

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