足元にご注意
こんにちは。
バイトで久しぶりに新宿に行ってきました。
人の多さにびっくりしてキョロキョロ
「そうか、日本にはまだこんなに人がいたのか。」
最近、研究室に引きこもっていたので、忘れてました。
閑話休題。
なんとなく、電磁気の教科書を読んでいたら、面白い一節があったので紹介。
静電気現象の歴史、ご存知ですか?
静電気の発見は紀元前600年ごろまで遡ります。
ギリシアの七賢人の一人、ミレトスのタレスが、
女性の琥珀の首飾りに、小さいホコリや糸がくっついているのを見て思いついたそうです。
英語では電気のことを「electricity」と言います。
この語源は、琥珀のギリシア語「ēlektron」に由来するそうです。
ほう、ちょっとだけ物知りになった気がする。
ちなみに、タレスについてはこうも書いてあります。
「なお、タレスは、天体観測に夢中になるばかりに、空を見上げて歩いていたところ穴に落ちてしまい、傍にいた女性に、『学者というのは遠く星のことはわかっても、自分の足元のことはわからないのね』とバカにされたという。このように、女性と関係した逸話は多いが、しかし本人は生涯を独身で過ごしたらしい。」
ふむ、、、
つい先日、
「鍵をなくしたと思ったらカバンの奥から出てきた事件」
を引き起こした身としては、グサッときますね。
傍にいた女性も、ズバッというものだなぁと思いますが。笑
ともあれ、物理をやっていると、ついつい壮大な夢を語りがち。
しっかり、地に足をつけた議論ができるようにがんばっていこうと思った今日この頃でした。
今日の一枚。
相対性理論の教科書を相手に奮闘するB3 伊理くんでした。
ではノ
参考)横山順一、「講談社基礎物理学シリーズ4 電磁気学」、2009
⇨学部生向けの非常に分かりやすい電磁気の教科書です。
特に、端々から垣間見える、著者の物理への想いは必見ですね。
ぜひ読んで見てください。
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